2010年2月 3日
2009年3月20日
かさねたじかん / 鳥取にて
犬 : お前、何見とんねん
内田 : すみません、犬やと思て
犬 : 犬なめんなよ。俺、結構犬歴長いっちゅーねん
内田 : すんみません、写真とってもいいですか?
犬 : おお、ええで。かっこよく撮ってや
そのかわり兄ちゃん、そこのやつ買っててや
内田 : これですか?
犬 : そやそや。1ヶ350円、3ヶやと50円もお得やで!
内田 : えっ?これ売ってるんですか
犬 : えっ?おっおう。組み合わせは自由やで
ちょっ、にーちゃんどこいくねんな
内田 : 帰りますわ
犬 : 待ってーや、にーちゃん!
内田 : なんですのん
犬 : にーちゃん今日はな、俺誕生日やねん。そやし思い切って聞くわ。
実はな、にーちゃん、、、
俺この店の看板娘やし色んな人に勧めてきてんけどな、
実は俺目線やと実際何を組み合わせれるんかわからへんねん。
俺いままで犬やってきていろんな組み合わせ考えててん。
あんな組み合わせ、こんな組み合わせ、中には夢のような組み合わせもあったわ。
猪木vs馬場もあったし、酒と泪と男か女も組み合わせた。
少し鬱の時は空と大地と松山千春も組み合わせてみた。
そこにはやっぱり北海道があったわ。
なー、にーちゃん。
一体どんな組み合わせができんねんな?
なー、にーちゃん。
イコール北海道みたいなことはあるんか?
内田 : あるよ
Brother
絵を描くというより、尋常じゃない早さでなくなるインクを見ていました。
その私を蝉の抜け殻の中から弟が見ていました。
弟は「週に一回ペースで血便が出んねん」と笑顔で話しかけてきました。
私はコーヒーに舌鼓をうちながら「病院行ってこいや」と答えました。
すると弟(以下Brother)は、きょとんとした目でこう言いました。
「普通の返しやな、、、」
Brotherは自分の不幸をネタにおもしろコメントを求めていたようです。
しかし、疲れていた私はまた返しました。「とりあえず病院行けって。」
心ない兄です。
Brotherは真っすぐな瞳で返しました。
「俺は血便を背負って生きていく!」
彼は男の中の男でした。
私もBrotherのように強い意志をもって生きていくと心に決めました。